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睡眠を科学する

こんにちは。


今日からこのブログで睡眠と脳科学についていろいろと書いていこうと思っています。


至らないところもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。


わたしは昔から睡眠に対して異常なほどに執着していました。


社会人となった今も、たっぷり睡眠時間をとることを欠かしていません。


何か用事があったり仕事がいろいろ立て込んでいたとしても、自分の睡眠時間だけはしっかり確保したいのです。


その分食事の時間が削られたとしても、入浴の時間が少なくなったとしても、とにかく睡眠時間だけは必死で守ってきました。


なぜ自分がここまで眠りたがるのか・・・というと、それは眠ることが好きだからに違いないでしょう。


好きだとしかいえません。


完全なる長眠者タイプであることに自覚はあります。


短い睡眠時間で健康に何の問題もなく過ごしている人がたまにいますが、そういう人に対しては不思議だと思いますが、決してうらやましいとは思っていません。


たとえわたしが熟睡している間にその人がものすごく充実した時間をいつも過ごしているとしても、自分の睡眠時間を短くしようなどとはまったく思いません。


眠りの世界が大好きなのです。


とっても気持ちがいいのです。


これはそんなわたしが送るブログです。

睡眠の役割

睡眠は単一の状態ではなく、刻々と変化する動的な過程です。


ノンレム睡眠とレム睡眠と呼ばれる2種類の眠りが、それぞれどういう役割分担をしているのか、あるいは睡眠全体が何のためにあるか・・・


眠りの実体そのものがわかっていないだけに専門家の見解も分かれます。


今回は睡眠の機能に関する主な学説を紹介しましょう。


アメリカのWebb氏は現代の睡眠学説を大別すると5群となり、これらの組合せから多くのバリエーショソが派生すると述べています。


それらは次のようになります。


(1)回復説・・・


睡眠は生理学的、神経学的、心理学的なレベルで回復ないし修復に必須であるという考え。


特に、学習や記憶保持と関連して、レム睡眠の役割として議論されることが多いです。


(2)保護説・・・


睡眠は覚醒期の疲労から身体を守るのに必須であるという考え。


これは、断眠後に現れるような心身に不都合な変化を予防しているという議論に結びつきます。


(3)エネルギー保存説・・・


睡眠は活動を抑え、放熱を防止して、消耗を少なくするのに必須であるという考え。


(4)行動説・・・


睡眠は適応行動としての反応であるという考え。


(5)本能説・・・


睡眠は本能行動としての反応であるという考え。

睡眠は何のためにあるのか?

最も明快なのはいわゆる睡眠回復説でしょう。


たいへん率直に受け入れられる考え方ですから、アリストテレス以来の大昔から存在します。


この代表格とみなされるのがアメリカのHartmallとイギリスのOswaldでしょう。


彼らは睡眠が回復ないし修復に必須であることを生化学的に説明しようとしています。


つまり、ヒト徐波睡眠(ノンレム睡眠のうちの睡眠段階3+4)の際に成長ホルモンのまとまった放出が起こることを根拠として、DNAの修復や巨大分子のタンパク質合成のために徐波睡眠が必要であると主張しているのです。


また、レム睡眠が高等動物に多いことを重視して、レム睡眠こそ高度の精神活動に必須の眠りであるとしています。


そのほか、神経細胞の終末にあるシナプスの修復に着目する考えもあります。


"免疫過程としての眠り"も、睡眠が生体防御に役立つという回復説あるいは保護説の延長に位置する
ものでしょう。


イギリスのHorneは、「身体のためには睡眠は不要だが、脳の回復あるいは保全のために最小限度の睡眠(中核睡眠、coresleep)が必須である」と主張しています。


脳の発達程度に対応して、どうしても必要となる睡眠量が動物ごとに決まってくると彼は推論します。


しかし、多くの動物はそのほかにも特に活動しなくてもよい時間を眠りに当てて、省エネルギーなど生存上の策略に役立てているのであり、これはいわばおまけの睡眠(随意睡眠、optional sleepです。


したがって、眠りを短縮したいならこちらを削ればよいと示唆しています。


さらに、ヒトで大切なのは徐波睡眠ですから、これが睡眠期の初期に現れる中核睡眠に多いのであって、後半以降の随意睡眠にはレム睡眠が次第に増えるのだと説明しています。

回復説と不動化説

回復説に真っ向から挑戦して、睡眠不動化説を提唱したのがイギリスのMeddisです。


この説はWebbの分類に従えば、(4)と(5)との組み合わせたものになります。


睡眠学説の中ではもっとも"過激な"理論といえるでしょう。


彼は、羽毛 布団による睡眠は動物が外部環境に適応して生存をはかるための最も有効な手段として開発した技術であるといっています。


本来はエネルギーの消耗を避け、外敵に見つかることなく、静かに安全に時を過ごすために、生物時計を組み込んで、進化の過程で脳に内蔵した本能であると説いています。


レム睡眠は欠陥の多い古い眠りであり、ノンレム睡眠はその改良型であるとみなしているのです。


しかし、眠りが生存のために不可欠の役割を果たしたのは原始人の時代であって、現代人の睡眠はもはや進化の残澤みたいなものでしょう。


この本能を退化させて眠らなくてもよいようになれるだろうといいます。


もちろん、回復機能は覚醒時でも充分実現可能だと考えるのです。

役割の多様性

これらさまざまの考え方に決着をつけることは容易ではありません。


睡眠は進化の途上での比較的新しい生理機能として分化しつつあるので、役割自体がきわめて流動的に多様化しているように思われます。


したがって、生物リズムに依存する原始的な本能行動の面もあれば、精神的な葛藤の解決策としての高次の役割もあるということになります。


これらは人間本位で考えると次のように整理できるでしょう。


まずは、本能としての睡眠。


睡眠行動は脳の中に内蔵されてきた睡眠プログラムの発現です。


本能が充たされる時、独特の快感を伴います。


羽毛 ふとんなどによる快楽としての眠りという役割には無視できないものがあるでしょう。


一方、本能のプログラムの表れとして、生物リズムに依存していることがあげられます。


しかし、現代社会では生物リズムを乱す要因が多いです。


一般に"外界時計"のほうが"生物時計"より優位であり、特に"社会時計"が文明社会の人びとを拘束しています。


これら3種の時計の間の微妙な食い違いが、社会生活への不適応現象の引き金となることがあるのです。

平衡現象としての睡眠

まず、平衡現象としての睡眠について。


覚醒時間が長くなるほど眠気は増えます。


これを断眠すれば"睡眠圧"が非常に増大して、寝不足の埋め合わせが要求されてきます。


ノンレム睡眠不足の埋め合おせは、何はともあれ、眠りの深度を深くして質で補います。


一方、レム睡眠が不足すると、"はねかえり現象"が生じて失った分を同じ量で取り返すことになります。


また、眠れば眠気は急速に減ってしまいます。


いずれにしても、睡眠は生体のあるべき状態を維持しようとしてたいへん巧妙に調節されているのです。


次に、逃避や時間つぶしとしての睡眠というものがあります。


ヒトのように視覚に頼る動物は暗い夜間は活動に適していません。


外敵に襲われる危険も増します。


気温も下がるから身体は消耗します。


こういう不利な時間帯にはできるだけ安全な場所に隠れることが得策でしょう。


保温のよい羽毛 フトンなどのねぐらの中で休息し、感覚・知覚を遮断し、筋肉を弛緩させることがその解決法です。


それゆえ、眠って避けるという技術は動物界に広くみられる合目的性のある行動です。


その延長として、嫌なこと、気のすすまないことにも眠気が伴います。


さらに、することがないと眠気が起こるもの。


眠るしか方法がないというわけですね。


逆に、することが多いと眠気のほうが逃げてしまいます。

空白の時間?

睡眠はたいへん平和な行動だといえます。


ですからわたしはたいへんな平和主義者だということですね。


眠っている時は争うことなく、消耗もなく、たいへん安らかです。


夢は眠りの世界に覚醒時のような葛藤をもち込むようにみえますが、消去機能により羽毛 布団 販売などの現実の世界と一線を画しています。


眠りは意識レベルの低い状態です。


眠っていることを明瞭に自覚したり、睡眠中のできごとを正確に記憶したりはしませんよね。


それゆえに、眠りは空白の時間とみなされることがあります。


眠っている時の生産活動はないにも等しいでしょう。


それゆえ、睡眠は時間の浪費とみなされることもあります。


そして、悲しいことに眠るのは怠けることと短絡されやすいのです。


しかし、生物時計の指令でリズムをもって分泌されるホルモンがたくさんあって、これらは睡眠のリズムと連動しています。


そうなると、眠るのは心理的には受動的な行動であっても、生理的には積極的に身体づくりをするための大切な機能だと考えられるでしょう。


睡眠無用論をとるにしても、すくなくとも、睡眠はそのような生理機能に好都合な時間と条件を提供しているのです。

脳を休息させるための睡眠

今回は、脳の休息としての睡眠について。


Horneは深いノンレム睡眠こそ現代人にとって必須だといいます。


この眠りは、特に大脳の疲労回復には欠かせないからだというのがその根拠です。


大脳の極端に発達した人類は、深いノンレム睡眠によって神経機能を回復させ維持させていると考えます。


身体の疲労なら眠らなくても回復可能ですが、大脳の疲労はこの特殊な眠りによる休息がなければ回復できないというものです。


次に、情報処理機能としての睡眠。


レム睡眠こそ進化の頂点に立つ高級な眠りだという考えも依然強いです。


夢とレム睡眠との相関は高いもの。


レム睡眠の時、脳は覚醒時に近い活動レベルにあるので、夢の想起率がよいのが特徴です。


したがって、夢見睡眠としてのレム睡眠の役割を重視する研究者は、学習や記憶の定着にとってレム睡眠はなくてはならぬものという見解を示しています。


身体を眠らせておいて、その間に覚醒時にため込んだ羽毛 布団 通販などの余分な情報を消去し、有用な情報を整理して記憶すると考えます。

レム睡眠の役割

入眠期やレム睡眠から覚醒への移行期など、睡眠と覚醒との状態の境界にみられる精神活動には特異的な意義があります。


この時期に幻覚や幻想が生じることは、病的な場合によく知られています。


創造活動・悟り・ひらめきといった生産的な価値を伴う現象もこの時期の産物であることが多いのです。


睡眠を単なる休息あるいは空白の時間と捉えることは、人間の高い精神活動に果たす眠りの積極的な役割を見逃すことになるかもしれません。


・・・とはいえ、確率からいえば、この時期の産物はとりとめもないのが圧倒的に多いはずです。


レム睡眠が発見されて以来、この奇妙な眠りを説明するためにさまざまの解釈が試みられてきました。


レム睡眠の際夢を見るという事実がわかると、過大な期待をかけてこの関連を調べる研究が開始され、結果は拡大解釈されました。


夢はレム睡眠に特有のものでないことがわかった今日でも、この関係は過剰に評価されています。


もともと、夢を見る、夢を思い出す、というのは大脳の機能ですね。


しかし、レム睡眠、もっと厳密にいえば"レム睡眠状態"は大脳を除去してしまった動物でも起こるのです。


布団 羽毛でのレム睡眠を発現させる脳の部位は脳幹にあるからです。


このため、夢の役割とレム睡眠の役割とは混同して論じるべきものではないのです。

レム睡眠の比率

ヒトはレム睡眠が多いのが特徴とされています。


全睡眠量の約25%がレム睡眠です。


ネコもレム睡眠の多い動物で、20%を越えています。


ネズミでは約15%、ウサギでは5%ほど。


ハリモグラのような卵生の原始的な爬虫類にはレム睡眠がないといわれています。


鳥類では数%程度しかありませんし、1回の持続時間・・・つまりエピソードの長さはごく短いのです。


爬虫類以下の動物ではレム睡眠らしきものがあるという学者がいるにせよ、一般にノンレム睡眠とレム睡眠の区別もつきませんし、しかも睡眠の存在そのものもはっきりません。


こんなことから、レム睡眠は高等動物の眠りであり、高次の精神活動が要求する脳のための眠りだという議論がひところ流布しました。


もっとも、人間に特にレム睡眠が多いといっても、寝入ってすぐに現れるのはノンレム睡眠です。


高級 羽毛 布団での熟睡期の眠りにレム睡眠が占める割合は15%以下です。


レム睡眠が多くなるのは熟睡期を過ぎた睡眠時間帯の後半以降にすぎません。


レム睡眠が睡眠期の後半に多くなるのは、一つには生物リズムの影響であり、一つには"おまけの眠り"でもあるからでしょう。


だから、身体にどうしても必要なだけのノンレム睡眠をまずとってしまった後で、余った時間をレム睡眠に当てて、暇つぶしをしているとみなせるわけですね。


長く眠れば浅いノンレム睡眠やレム睡眠が増えるほかないのです。


百分率の数値だけを比較するのは誤解のもとです。

レム睡眠のしくみ

レム睡眠はどのようなしくみで出現するのか、ということは興味のあることです。


ある大学の教授は、これを次のように説明しています。


夢は現実世界との時間的、空間的な連続性が絶たれた状態で体験されます。


羽根 布団での入眠後ノンレム睡眠が90分位続いた後にレム睡眠が出現するため、覚醒時の精神生活とレム睡眠中の夢との間には、時間的連続性が断たれていると思われます。


また睡眠中は、外界や体の中から脳に入る感覚刺激が著しく減少するために、眠っている人の脳にうかんでくる体験は、視覚的な映像になりやすくなっているのです。


人間を完全な感覚遮断の状態(防音室で音や光を完全に遮断する)にすると、しばらくして幻視が出現することからも、このことはよくわかるわけです。


男女を問わず、老人になると夢をみる頻度は減少するといわれています。


レム睡眠中に覚醒させる方法で調査した結果では、80歳の老人では、若い成人の半分位しか夢をみていません。

女性の夢・男性の夢

一般的に、女性の方が男性より夢をよくみる、という報告がありますが、女性の夢の内容は、友好的で情緒を伴った夢や、家庭をテーマにした夢が多いということです。


一方、男性の夢は怒りや、攻撃、努力して成功した夢などが多いといわれています。


これは正常者の場合ですが、精神病の時とか、脳の器質的疾患などの場合には、夢の内容にも変化が出てくるようです。


もちろん夢の頻度や内容は、その人の性格や日常の経験、環境などに影響されることは当然です。


不眠を訴えて、診療所や病院を受診する患者さんは非常に多いのですが、これまで睡眠障害の定義や分類は統一されていませんでした。


羽根 布団 通販での睡眠が効果的だという話もあります。


最近アメリカの学会で睡眠i覚醒障害の診断的分類がまとめられて、一応次の4つの型に分けられています。


1.入眠および睡眠維持障害、これがいわゆる不眠症に相当するところです。


2.睡眠過剰、ナルコレプシーとかピックウイック症候群などが含まれる過眠症といわれるものです。


3.睡眠-覚醒スケジュールの障害、これは多相性睡眠(赤ちゃんの睡眠にみられる)や昼夜リズムの逆転などです。

不眠症の分類

4.睡眠、睡眠段階または部分的覚醒に関連した機能障害


・・・これは夢中遊行や夜驚症などパラソムニアと呼ぼれるものが含まれます。


これが睡眠障害の基本的分類なのですが、ここでは、そのうちの不眠症について、その定義や分類、原因などを述べることにします。


不眠症の定義も簡単なようですが、なかなかむずかしい問題なのです。


一般健康人の睡眠時間は7~8時間が標準ですが、それ以下の睡眠時間であれば不眠症かというと、そう簡単には言いきれません。


毎日3~4時間の睡眠で社会生活を正常に営んで、不眠も訴えない人が世の中にはいるのです。


ですから単に睡眠時間が短い、というだけでは不眠症とはいえません。


一応、羽毛 掛け 布団での睡眠時間が6時間以下であって、その本人が睡眠が不充分であると感じている場合には、不眠症としたほうがよいだろう、ということになっています。


しかし睡眠時間が長くても、不眠を訴える場合もあります。

不眠症の分類 2

朝の覚醒時の睡眠に対する不足感が強く、気分が不快で、日中も睡眠不足のために身体的、精神的苦痛があるような場合を不眠症とすべきであろうと思います。


したがって、不眠症といっても千差万別で、非常に個人差の大きいものです。


東洋羽毛工業によると、不眠を主訴とする患者さんは、精神科には非常に多く受診されるそうです。


しかし、受診をされない一般生活者の中にも不眠の人は多いものです。


これらの不眠を訴える人の睡眠障害の内容をしらべてみますと、入眠障害が一番多くて55%、頻回の中途覚醒が15%、熟眠障害(眠りが浅い)が8%、ついで早朝覚醒が3%というデータがあります。


そして20%の人達がこの4つの睡眠障害のうちの2つ以上をあわせもっているということです。


これは一般人のデータですから、かなりの人達が不眠に悩んでいると思われます。


一般的にいって3~4人に1人は不眠症ということが出来るようです。

不眠症の分類 3

不眠症は、以前からそのタイプによって、「入眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」の3つに分けられていましたが、「中途覚醒」と「早朝覚醒」は同時にみられることが多く、原因も同じことが多いので、この両者は一緒にして睡眠維持障害ということもあるようです。


これらの不眠症の原因には種々なものがあります。


1.環境因子によるものとしては騒音や室温など


2.身体因子としての痛み、発熱などと高血圧や喘息などの疾患によるもの


3.脳の病気によるもの(脳梗塞や脳動脈硬化症など)


4.精神病が原因としてあるもの(精神分裂病と躁うつ病)


5.神経症など本人の性格に関連したもの


6.老人性のもの、の薬剤やアルコールなどを急激にやめた時に起るものなどがあり、その他に原因のはっきりしない「本態性」といわれるものがあります。


・・・それぞれの睡眠障害の特徴や対象は、別の機会で述べることにしますが、不眠症といってもその原因をよくたしかめて、その対策を考える必要がありますので、いきなり睡眠薬を使用するのは考えものです。


脳の病気を除いた内科的疾患でも、羽毛 布団による夜間の睡眠といろいろな意味で関係の深い病気が多いものです。


狭心症の発作が夜間に多くみられることは、昔から知られていますが、どういう睡眠の時期に多いかは、最近になってわかってきました。

金縛りは本当に心霊現象なのか

仕事が順調にいき、また友達関係がうまくいっているときにはうつ伏せや横向きになって寝ている人が、失業したり友達関係でトラブルを起こしたりすると、胎児型でなければ眠れなくなるといいます。


どうやら不安がつのると、人は羽毛 ふとんの中で胎児型で寝ようとする習性があるようです。


さて、金縛りというのは「睡眠麻痺」ともいわれます。


入眠時や朝の目覚めのときに自分で自分の手足を動かすことができず、声も出ないといった状態のことです。


もちろん自分でそうしたことを自覚しており、あとで思い出すこともできます。


自分の体や声が思いどおりにならないのですから、どうしても不安や恐怖を感じてしまいます。


また時には怖い幻覚を伴うこともあります。


・・・そのためか、近ごろ流行している心霊現象の一つとして語られることも多いようですが、生理学的にはこれはレム睡眠の特殊な場合に起こることがわかっています。


金縛りは本当に心霊現象なのか 2

レム睡眠の状態では体温や血圧や呼吸などが乱れ、脳波は覚醒状態に近くなり、普通に考えるとおよそ睡眠らしくない睡眠なのですが・・・


筋肉はゆるんでぐったりとしています。


つまりレム睡眠は体の眠りともいうべき眠りです。


この状態で急に羽毛 フトンで目覚めたり、急に起こされたりすると、金縛りが起こるのです。


金縛りと似た異常現象の一つに、情動脱力発作というものがあります。


こちらは大笑いをしたり、ひどくびっくりしたり、激しく怒ったりした途端に全身の力が抜けてしまって、体がその場にころがったり、くずおれたりしてしまう現象です。


そしてこの脱力発作に続いてレム睡眠が始まるのです。


この状態のときにも意識ははっきりしていて、周囲の状況もあとで思い出すことができます。


どちらもレム睡眠に関連した状態と考えてよいでしょう。

金縛りは本当に心霊現象なのか 3

レム睡眠は「高等動物の睡眠」といわれることがあります。


これはレム睡眠が人間に多くて(睡眠時間のおよそ20~25パーセント)、下等動物に近づくにつれて少ない傾向が見られるからです。


爬虫類以下となると、あるのかないのかわからなくなってしまいます。


レム睡眠は知能と関係のある眠りではないかという考えは、昔からありました。


ベルギーのペトロ博士は、急速眼球運動(レム)の強さと知能との間には関係があると言っています。


これは羽毛 布団 販売をしている日本の会社も言っています。


またフランスのジョン博士は、知能指数140以上の英才児は知能指数100の普通の児童に比べてレム睡眠の量が多く、逆に精神遅滞児では少ないと報告しています。


グルーバ博士のグループは最近、私たちが開発したレム睡眠を増やす薬(リストミン)を使って、たいへん重要な実験をしました。


リストミンをダウン症の知恵遅れの子供たちに投与すると同時に、教育訓練も施したのです。


その結果、知能指数はなんと平均40から57に上がったというのです。

高齢者の睡眠について

高齢者では睡眠が浅くなり中断しやすくなるとともに、早寝早起きとなることが知られています。


こうした変化は、睡眠機構および生体リズム機構の加齢の結果と考えられています。


睡眠の量・質に関するアンケート調査によると、日本人が1日に床の上で過ごす時間は、10歳代の前半では男女とも8時間以上でありますが・・・


加齢に伴い短縮し、40歳代では男性約7.3時間、女性約7.0時間と最短となり、この後延長して、70歳以上になると8.5時間前後でした。


終夜睡眠ポリグラフ検査を用いて客観的に睡眠の量と質の変化をみた研究によると、高齢者では、消灯してから入眠するまでの時間(入眠潜時)が、若年者と比べ長くなるのです(入眠障害)。


また、高齢者では若年者・中年者に比べ入眠後の覚醒(中途覚醒)が多いことがわかりました。


夜、羽毛 布団で入眠してから朝覚醒するまでの間に実際に睡眠していた時間の割合(睡眠効率)は、若年者で約97%であるのに対し、高齢者では約77%と低下しました。


睡眠の内訳としては、浅いノンレム睡眠(段階1、2)が増加し、深いノンレム睡眠(段階3、4)が減少しました。


レム睡眠も減少していました。


・・・つまり、高齢者では、入眠まで時間がかかり、睡眠は浅く、中断が多くなります。

加齢による生理指標の変化

高齢者では、身体を使う仕事が少なくなり、基礎代謝量も低下し、日中のエネルギー消費や運動量が低下します。


このため、身体が必要とする睡眠量は減少します。


また、身体の成長は終了しており、組織の損傷修復の速度も低下するため、成長ホルモンを分泌する深いノンレム睡眠の必要性も低いのです。


加齢による生理指標の変化は否定的にとらえられがちでありますが・・・


若年者と比較してエネルギー消費が少ないため、布団 羽毛で深く眠る必要がないとも考えることもできます。


加齢に伴って早寝早起きとなり、睡眠している時間帯が早くなります。


これは、体内時計の位相が加齢に伴って前進するためと考えられています。


また、高齢者において、生体リズムの指標である深部体温、コルチゾールやメラトニン分泌の振幅が減少しており、昼寝が増えて多相性睡眠となることから、体内時計自体のリズム強度が減少していると推測されています。


・・・さらに、高齢者では時差ぼけからの回復に時間がかかることなどから、加齢により体内時計の同調機能が減弱していると考えられています。


高齢者では、社会的役割の変化、運動機能の低下に伴い減る可能性もあります。

朝型と夜型はどちらが健康的か

早寝早起きで、午前中から活動的な人を朝型と呼び、宵っ張りで午前中はぼんやりし、夜になるほど頭がさえるような人を夜型と呼んでいます。


こうした朝型か夜型かは、年齢により、さらに生まれつきの体質により個人差があります。


体内時計が作り出す約1日の周期の生体リズムの特性が関係しています。


若年者に夜型が多く、老人ほど朝型になるのは、体内時計の加齢変化によるものです。


朝型と夜型については、良い悪いの問題ではなく、その人なりに規則正しい生活をしていて、生体リズムの乱れがなければよいと考えるべきです。


極端でない限り、あるいは社会的な問題がない限りどちらが健康的かということはできません。


ただし、若年者で夜型の人は生体リズムが後ろへずれ、定刻に起床できないなど社会生活に支障を来すことが少なくないため、羽毛 ふとんでの起床時間を一定にし、朝の光を浴びて、生体リズムをずらさないようにすることが重要です。


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