加齢による生理指標の変化

高齢者では、身体を使う仕事が少なくなり、基礎代謝量も低下し、日中のエネルギー消費や運動量が低下します。


このため、身体が必要とする睡眠量は減少します。


また、身体の成長は終了しており、組織の損傷修復の速度も低下するため、成長ホルモンを分泌する深いノンレム睡眠の必要性も低いのです。


加齢による生理指標の変化は否定的にとらえられがちでありますが・・・


若年者と比較してエネルギー消費が少ないため、布団 羽毛で深く眠る必要がないとも考えることもできます。


加齢に伴って早寝早起きとなり、睡眠している時間帯が早くなります。


これは、体内時計の位相が加齢に伴って前進するためと考えられています。


また、高齢者において、生体リズムの指標である深部体温、コルチゾールやメラトニン分泌の振幅が減少しており、昼寝が増えて多相性睡眠となることから、体内時計自体のリズム強度が減少していると推測されています。


・・・さらに、高齢者では時差ぼけからの回復に時間がかかることなどから、加齢により体内時計の同調機能が減弱していると考えられています。


高齢者では、社会的役割の変化、運動機能の低下に伴い減る可能性もあります。

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