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2011年01月 アーカイブ

不眠症の分類

4.睡眠、睡眠段階または部分的覚醒に関連した機能障害


・・・これは夢中遊行や夜驚症などパラソムニアと呼ぼれるものが含まれます。


これが睡眠障害の基本的分類なのですが、ここでは、そのうちの不眠症について、その定義や分類、原因などを述べることにします。


不眠症の定義も簡単なようですが、なかなかむずかしい問題なのです。


一般健康人の睡眠時間は7~8時間が標準ですが、それ以下の睡眠時間であれば不眠症かというと、そう簡単には言いきれません。


毎日3~4時間の睡眠で社会生活を正常に営んで、不眠も訴えない人が世の中にはいるのです。


ですから単に睡眠時間が短い、というだけでは不眠症とはいえません。


一応、羽毛 掛け 布団での睡眠時間が6時間以下であって、その本人が睡眠が不充分であると感じている場合には、不眠症としたほうがよいだろう、ということになっています。


しかし睡眠時間が長くても、不眠を訴える場合もあります。

不眠症の分類 2

朝の覚醒時の睡眠に対する不足感が強く、気分が不快で、日中も睡眠不足のために身体的、精神的苦痛があるような場合を不眠症とすべきであろうと思います。


したがって、不眠症といっても千差万別で、非常に個人差の大きいものです。


東洋羽毛工業によると、不眠を主訴とする患者さんは、精神科には非常に多く受診されるそうです。


しかし、受診をされない一般生活者の中にも不眠の人は多いものです。


これらの不眠を訴える人の睡眠障害の内容をしらべてみますと、入眠障害が一番多くて55%、頻回の中途覚醒が15%、熟眠障害(眠りが浅い)が8%、ついで早朝覚醒が3%というデータがあります。


そして20%の人達がこの4つの睡眠障害のうちの2つ以上をあわせもっているということです。


これは一般人のデータですから、かなりの人達が不眠に悩んでいると思われます。


一般的にいって3~4人に1人は不眠症ということが出来るようです。

不眠症の分類 3

不眠症は、以前からそのタイプによって、「入眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」の3つに分けられていましたが、「中途覚醒」と「早朝覚醒」は同時にみられることが多く、原因も同じことが多いので、この両者は一緒にして睡眠維持障害ということもあるようです。


これらの不眠症の原因には種々なものがあります。


1.環境因子によるものとしては騒音や室温など


2.身体因子としての痛み、発熱などと高血圧や喘息などの疾患によるもの


3.脳の病気によるもの(脳梗塞や脳動脈硬化症など)


4.精神病が原因としてあるもの(精神分裂病と躁うつ病)


5.神経症など本人の性格に関連したもの


6.老人性のもの、の薬剤やアルコールなどを急激にやめた時に起るものなどがあり、その他に原因のはっきりしない「本態性」といわれるものがあります。


・・・それぞれの睡眠障害の特徴や対象は、別の機会で述べることにしますが、不眠症といってもその原因をよくたしかめて、その対策を考える必要がありますので、いきなり睡眠薬を使用するのは考えものです。


脳の病気を除いた内科的疾患でも、羽毛 布団による夜間の睡眠といろいろな意味で関係の深い病気が多いものです。


狭心症の発作が夜間に多くみられることは、昔から知られていますが、どういう睡眠の時期に多いかは、最近になってわかってきました。

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