レム睡眠の比率
ヒトはレム睡眠が多いのが特徴とされています。
全睡眠量の約25%がレム睡眠です。
ネコもレム睡眠の多い動物で、20%を越えています。
ネズミでは約15%、ウサギでは5%ほど。
ハリモグラのような卵生の原始的な爬虫類にはレム睡眠がないといわれています。
鳥類では数%程度しかありませんし、1回の持続時間・・・つまりエピソードの長さはごく短いのです。
爬虫類以下の動物ではレム睡眠らしきものがあるという学者がいるにせよ、一般にノンレム睡眠とレム睡眠の区別もつきませんし、しかも睡眠の存在そのものもはっきりません。
こんなことから、レム睡眠は高等動物の眠りであり、高次の精神活動が要求する脳のための眠りだという議論がひところ流布しました。
もっとも、人間に特にレム睡眠が多いといっても、寝入ってすぐに現れるのはノンレム睡眠です。
高級 羽毛 布団での熟睡期の眠りにレム睡眠が占める割合は15%以下です。
レム睡眠が多くなるのは熟睡期を過ぎた睡眠時間帯の後半以降にすぎません。
レム睡眠が睡眠期の後半に多くなるのは、一つには生物リズムの影響であり、一つには"おまけの眠り"でもあるからでしょう。
だから、身体にどうしても必要なだけのノンレム睡眠をまずとってしまった後で、余った時間をレム睡眠に当てて、暇つぶしをしているとみなせるわけですね。
長く眠れば浅いノンレム睡眠やレム睡眠が増えるほかないのです。
百分率の数値だけを比較するのは誤解のもとです。