« 2010年10月 | メイン | 2010年12月 »

2010年11月 アーカイブ

空白の時間?

睡眠はたいへん平和な行動だといえます。


ですからわたしはたいへんな平和主義者だということですね。


眠っている時は争うことなく、消耗もなく、たいへん安らかです。


夢は眠りの世界に覚醒時のような葛藤をもち込むようにみえますが、消去機能により羽毛 布団 販売などの現実の世界と一線を画しています。


眠りは意識レベルの低い状態です。


眠っていることを明瞭に自覚したり、睡眠中のできごとを正確に記憶したりはしませんよね。


それゆえに、眠りは空白の時間とみなされることがあります。


眠っている時の生産活動はないにも等しいでしょう。


それゆえ、睡眠は時間の浪費とみなされることもあります。


そして、悲しいことに眠るのは怠けることと短絡されやすいのです。


しかし、生物時計の指令でリズムをもって分泌されるホルモンがたくさんあって、これらは睡眠のリズムと連動しています。


そうなると、眠るのは心理的には受動的な行動であっても、生理的には積極的に身体づくりをするための大切な機能だと考えられるでしょう。


睡眠無用論をとるにしても、すくなくとも、睡眠はそのような生理機能に好都合な時間と条件を提供しているのです。

脳を休息させるための睡眠

今回は、脳の休息としての睡眠について。


Horneは深いノンレム睡眠こそ現代人にとって必須だといいます。


この眠りは、特に大脳の疲労回復には欠かせないからだというのがその根拠です。


大脳の極端に発達した人類は、深いノンレム睡眠によって神経機能を回復させ維持させていると考えます。


身体の疲労なら眠らなくても回復可能ですが、大脳の疲労はこの特殊な眠りによる休息がなければ回復できないというものです。


次に、情報処理機能としての睡眠。


レム睡眠こそ進化の頂点に立つ高級な眠りだという考えも依然強いです。


夢とレム睡眠との相関は高いもの。


レム睡眠の時、脳は覚醒時に近い活動レベルにあるので、夢の想起率がよいのが特徴です。


したがって、夢見睡眠としてのレム睡眠の役割を重視する研究者は、学習や記憶の定着にとってレム睡眠はなくてはならぬものという見解を示しています。


身体を眠らせておいて、その間に覚醒時にため込んだ羽毛 布団 通販などの余分な情報を消去し、有用な情報を整理して記憶すると考えます。

レム睡眠の役割

入眠期やレム睡眠から覚醒への移行期など、睡眠と覚醒との状態の境界にみられる精神活動には特異的な意義があります。


この時期に幻覚や幻想が生じることは、病的な場合によく知られています。


創造活動・悟り・ひらめきといった生産的な価値を伴う現象もこの時期の産物であることが多いのです。


睡眠を単なる休息あるいは空白の時間と捉えることは、人間の高い精神活動に果たす眠りの積極的な役割を見逃すことになるかもしれません。


・・・とはいえ、確率からいえば、この時期の産物はとりとめもないのが圧倒的に多いはずです。


レム睡眠が発見されて以来、この奇妙な眠りを説明するためにさまざまの解釈が試みられてきました。


レム睡眠の際夢を見るという事実がわかると、過大な期待をかけてこの関連を調べる研究が開始され、結果は拡大解釈されました。


夢はレム睡眠に特有のものでないことがわかった今日でも、この関係は過剰に評価されています。


もともと、夢を見る、夢を思い出す、というのは大脳の機能ですね。


しかし、レム睡眠、もっと厳密にいえば"レム睡眠状態"は大脳を除去してしまった動物でも起こるのです。


布団 羽毛でのレム睡眠を発現させる脳の部位は脳幹にあるからです。


このため、夢の役割とレム睡眠の役割とは混同して論じるべきものではないのです。

About

2010年11月にブログ「睡眠を科学する」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年10月です。

次のアーカイブは2010年12月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り

リンクスペース