朝型と宵型
よくいわれるように、早寝早起きは三文の徳で、よいっばりの朝寝坊は悪徳であろうか。
羽毛 フトンでの眠りには個人差があるし、同一人でも活動の習慣がかわることがある。
融通のきく生活ができることが、とりもなおさず、高等な生きものの長所なのだから、どちらがよい、というような単純な図式で評価するのは早計である。
わかったかぎりでは、朝型と宵型の時差は、体温リズムの時差に密接に関連している。
つまり、体温のピークが早めにくる人は、比較的早く眠くなり、朝早くめざめ、午前中のほうが調子がよい、という傾向がある。
逆に、宵型の人は体温のピークが数時間おくれ、しかも高低の落差が大きくなっている。
体温の変動には、人ごとにかなり安定した日周性がある。
つまり、体温の下降期が就寝時刻となり、体温の上昇期が起床時刻となるように、二種類のリズムが相関しているわけだ。